座右の銘、、、なんていうと大袈裟だけど・・
【吾以外 皆吾師 う~むいい言葉です】
私の中学の部活の顧問の先生が、高校卒業時に贈ってくれた言葉です。
その先生はとても書道が上手で、これよりもっとずっとすばらしく書いてくださいました。
これは私がオリジナルに書いたもの。バリで買ったランチョンマットに貼り付けたものです。この言葉を贈られてからはや10年が経とうとしてます。その間、細々と書道を続けてきました。結婚して、お休みしてしまっているから、また機会を見て通おうかな、と考えているところ。
ま、書道はどうでもいいとして、これ、とても素敵な言葉だと思う。10年間、この言葉はずっと私の支えになってきました。
相手がなにかをしたとき、それが自分になにかを教えようとしている、または考えさせようとしている、と考えよう、ということ。だと思う。自分以外のすべての人は師である、って。そうするとむやみに腹がたったりしないのでしょう。
とはいえ、そんなこと言ってられなくて、つまんないことで腹をたてたり、いちいち文句を言ったりしていますが。特に家族にはやさしくなれません。。
でも、大学生になったとき、社会人になったとき、相手に対して、ん~!!もう~!!なんでこのくらいわかんないのさ~!!!っていうことあるけど、そんなとき、これはとても役に立ちました。相手によって、今自分が成長させてもらってるんだ、って。
家族にはぜんぜんできない私ですが、職場では腹がたったら、あえて落ち着いて、それから話すようにしてました。今の職場はそうでもないけど、以前の職場はほんっっっとに忙しいときがあって、そんなときいろんな人が口々にあれやこれやと頼んできたり、聞いてきたり、よくしました。
そんな時、この【1回落ち着いちゃおう作戦】は有効。
つい、「あとにして!」とか、「今はむりです!」とか、「他の人にきいて!」とか即答しそうになるけど、そこは0.1秒の深呼吸。
他の人にも教えてあげたかった・・「あとにして!」「他の人に!」「だれかこれ!!」なんていう言葉が繁忙日には飛び交っていて、質問やお願いがあるパートさんや新入社員はなみだ目になっていた・・・そんなときは自分も忙しいのは100も承知だけど、あえて、「大丈夫ですか?」って声をかけてみる!これで自分も相手も満足です。
意外と面倒くさい処理だったりして、「やられた・・・」ってこともあるけどさ。
戦場のようなバタバタにいながらも、見るからにバタバタとしている人よりも、本当はバッタバタだけど冷静そうに見える人のほうが、お客様から見ても気持ちが良い。
この言葉は、そんなプラスアルファももたらしてくれるのです。
そのおかげかはわからないけど、私が退社するときパートのおばさんが、
「mic-sakuraちゃんが辞めたら、これから私、誰に聞けばいいの?」
って泣いてくれました。
そんなのも、今の私のひとつの支えになってます。
なんか今日はまじめに書いちゃったな~。